平成27年度4月より施行された
生活困窮者自立支援法にもとづいて、
守口市役所より
一般社団法人ヒューマンワークアソシエーションが
委託を受けておこなっている事業です。

Human work association B support Corporation

一般社団法人
ヒューマンワークアソシエーションBサポート

くらしサポートセンター守口

フリーダイヤル

0800-200-8011(相談者専用番号)

06-6998-4510(それ以外の方)

06-6998-4512

[ 相談日 ]

9:00 〜 17:30(月〜金)

9:00 〜 13:00(第2・4日曜日)

  • ※土・日(第2・4以外の日曜日)・祝日、
    及び年末年始を除きます。
  • ※番号をよくお確かめの上、おかけください。

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生活困窮者自立支援事業

踏み出す一歩を支える
ひきこもり支援のための就労準備相談窓口

くらしサポートセンター守口は、ご本人やそのご家族が、安心してお気持ちを話していただける場所です。
ご本人・ご家族それぞれの置かれた状況や、お一人おひとりの思いに寄り添って一緒に考え、必要な支援につなげながら継続的にサポートしていきます。
ひとりで悩まず、家族だけで抱え込まず、わたしたちにお話を聞かせてください。

支援アドバイザーからのメッセージ

どんなお悩みも、まずは相談してほしい。

ひと口にひきこもりといっても、環境も状況もそれぞれ異なります。
自分だけ、家族だけの問題と考えないで、背負った荷物を私たちにも少し預けてください。
地域や家族会とも交流しながら、それぞれの実情や個性・長所を大切にした、いろいろな自立のあり方、多様な働き方の実現をめざし、自分らしい生き方ができるよう段階的に支援を続けていきます。

私たち、「くらしサポートセンター守口」は医療機関やハローワーク、就労訓練などの機関と連携しながら、あらゆるお悩みやお困りごとに応えられるよう努めます。
どうか迷わず、まずはお気軽にご相談ください。

  • 当事者の方へ
  • 家族の方へ
  • 家族会について

1. 当事者の方へ

今これを読んでくれている貴方は、今どんな状態におられるでしょうか? ひきこもり状態になって間もなく強い孤立感を持っておられたり、一定の時間がたって表面的にはひきこもりの状態に慣れたかに見えながら罪悪感や後悔の気持ちでいっぱいだったり、ひきこもり状態も長くなって何とかしなければという気持ちが動き始めたものの援助してもらうということがわからなかったり、それぞれに、いろいろだと思います。
私たちは、ひきこもり状態になるまでの心身の疲れを癒すことが大切だと考えています。
そして、当事者の方が必要とされる時に必要な支援を提供できるようにしたいと思っています。

居場所「ホワイトカフェ」

「自宅以外の、安心して自分らしくいられる場所」と感じてもらえるよう、一人で本を読んだりゲームをしたり、利用者同士でおしゃべりしたり、楽しく居心地のよい空間づくりに工夫しています。 ※ご利用には事前登録が必要です。

地域活動や体験実習でゆるやかに社会参加。

くらサポ守口の運営する居場所「ホワイトカフェ」は、イベントのお手伝いや広報への協力、清掃活動のボランティアも行っています。また、子ども食堂とSDGs農園事業「あわい農園」との連携で、子ども食堂に寄付するための野菜の農作業のお手伝いをしています。
移動メロンパン店の協力により接客・販売の体験実習の機会もあります。

安心できる場で作業実習しながら、心と身体の就労準備。

就労に向けたワンクッションとして、市役所内で「内職」を実施しています。
ジョブコーチによる指導のもと、数名の仲間と一緒に軽作業に取り組みます。
少しですが賃金を得ながら、生活のリズムや働くことへの自信を取り戻していきます。

就労準備支援事業とは

生活に困窮している方の自立を支援する制度の一環として、さまざまな課題を抱えて直ちに就労することが困難な方に対し、一般就労のための基礎能力を養いながら就職活動に向けた支援をおこなう、国の事業です。

●対象者は?

「社会との関わりに不安がある」「コミュニケーションに自信がない」 「就労経験が少ない、仕事をしていない期間が長い」 「生活のリズムが乱れがち」など、直ちに就労することが困難な方。

●どんな支援が受けられるの?

生活のリズムを改善したい、体力や体調に不安があるなど、就労に向けて日常生活を見直したい方に。

日常生活自立支援

コミュニケーションや社会的マナーに自信がない、
仕事の経験があまりない方に。

社会生活自立支援

働けるかどうか自信がない、就労に向けた知識や技術を身に付けたい方に。

就労自立支援

個別面接:随時

  • ・就労には距離がある方、ひきこもりへの対応が必要な方の相談です。
  • ・ひきこもり支援アドバイザーがお話を伺います。

※ご本人がおいでになれなくても、ご家族の心情を聞き、ご本人の状態を知り、段階的な支援アプローチを進めていきます。

訪問支援:随時

十分な話し合いや手紙のやりとりなどで合意形成ができたら、専門スタッフが自宅を訪問して家族や本人と話します。
第3者が訪れることで家族関係に良い変化を作ります。

ホワイトカフェ:毎週水曜日13時~15時

学校や職場に通っていない方の、家庭以外の居場所です。何もしなくてもいいし何かしてもいい、
居間のようなカフェです。家族以外の人と安心して接することができる最初の場所としてご利用いただけます。
利用には、くらサポへの登録が必要です。オープン時は予約なしでご利用いただけます。

2. 家族の方へ

ひきこもりの相談から就労準備まで、一緒に考え、
サポートします。

面談、居場所・当事者会、家族会、作業実習。この4つの四円(支援)を通じて、一人ひとりの悩みや課題に一緒に向き合いながら、オーダーメイドのプランを構築し、少しずつ主体的な自立に向けて進めるよう伴走します。
それがくらサポ守口の「ひきこもり支援」の基盤です。

弊所ひきこもり支援の4つの基盤 4つの四円(支援)

ご家族との継続的な面談を通じながら、ご本人とお会いできるようていねいに関係づくりをしていきます。
ひきこもり経験者が支援アドバイザーとして在籍していますので、どんなことでも安心してお話しください。

面談

  • 継続性、定期性
  • 世間話~心理相談
  • 自己開示、自己理解
  • 孤立の解消
  • 情報提供
  • 共感される体験

居場所・当事者会

当事者や経験者が、対話・交流する機会。
誰かの経験から学べることもあり、自分の経験や知識を話したりして、みんなで支え合うゆるやかなつながりが生まれています。

  • 対話、交流
  • 体験の交換とそれぞれの状況を知る場
  • 出掛け先の一つ
  • コミュの練習の場
  • 就労について
  • 女子会も開催

家族会

毎月定期的に家族会を開催しています。
同じ立場の家族同士の対話や交流によって、孤立感や不安を和らげ、安心と希望を取り戻していただきたいと考えています。

  • 定期性、継続性
  • 学びの場、気づきの場
  • 情報収集
  • 他の家族を知る
  • 連帯性、共感性
  • 子への対応の変化

作業実習

地域や社会とのつながりを活かして、ボランティア活動から体験実習、内職など、さまざまな作業実習のプログラムをご用意しています。

  • 仕事体験
  • ボランティア活動
  • 地域/社会貢献
  • 共同作業
  • 達成感を得る機会
  • 自己肯定感の回復

引きこもり段階的支援

個別面接:要予約

  • ・就労には距離がある方、ひきこもりへの対応が必要な方の相談です。
  • ・ひきこもり支援アドバイザーがお話を伺います。

※ご本人がおいでになれなくても、ご家族の心情を聞き、ご本人の状態を知り、段階的な支援アプローチを進めていきます。

訪問支援:随時

十分な話し合いや手紙のやりとりなどで合意形成ができたら、専門スタッフが自宅を訪問して家族や本人と話します。
第3者が訪れることで家族関係に良い変化を作ります。

3. 家族会について

当事者を支えるご家族にも、支えやケアが必要です。

ひきこもりの状況にある方とそのご家族は、困難な状況に直面し、心理的・経済的な負担や社会的な孤立感を抱えることがあります。
私たちは、ご本人だけでなく、そのご家族にも支援やケアが必要だと考えており、ひきこもりの本人とそのご家族が共に成長し、より良い未来を築いていくために「家族会」を開催しています。

同じ立場の家族同士だからこそ、分かりあえ、
支えあえることもあります。

参加してよかったといった声をたくさんいただいています。
「自分だけではない、ひとりではない」と感じるだけでも、気持ちが楽になります。
ご家族が元気になることで、お子さんとの関係がよくなることもあります。ぜひ一度、家族会に参加してみてください。

くらサポ守口の
「ひきこもり等を心配する家族の会」

月例会

「ひきこもり等を心配する家族の会」を、毎月第2金曜日14時から守口市役所地下1階 中部エリアコミュニティーセンター会議室で開催しています。
同じ立場の家族同士が、安心してそれぞれの思いを語りあい、学びあえる場です。

特別例会

専門家やゲスト講師を招いた講演会や
学習会などを行うこともあります。

家族会に参加した人の声の一部をご紹介します。

  • いろいろな相談場所が
    あると知れてよかった。
  • 一人で生きていくための
    経済的な問題を考える
    きっかけになった。
  • 見通しが持てることが、
    親子ともに大切だと
    感じた。
  • 本人に対する見方が
    変わった。
  • 新しい視点が得られた。
  • 本人らしい生き方が
    見いだせる可能性を
    感じた。
  • 子どもの居場所作りの
    大切さを感じた。
  • ASDの子どもの
    ライフスキルを一緒に
    考え直したいと感じた。
  • 発達障害で障害者手帳が
    取得できることを教わった。

家族会の予定はこちら

これまでの特別例会はこちら

事例で分かるQ&A

大学卒業時に就活につまずいて以来、家にこもる生活で仕事から遠ざかっています。やりたい仕事もなく人生の目標もない、ただ生きているだけの日々が苦しく辛いです。

就活に「失敗した」と何もかもに臆病になってしまっておられるでしょうか。まずはゆっくりお話しして「失敗してもいい場所」であるくらサポで元気を取り戻しましょう。 下記は以前ご利用いただいた方の手記です。

就職後、人間関係に悩まされ、転職先も人間関係が原因で退職し、他人との接触を避けて部屋にひきこもるようになりました。つらい経験の記憶が頭から離れず、奮起しては挫折を繰り返しています。

就労に関する不安が強いまま、いきなり就職活動をするのは難しいことです。生活リズムを整え体力をつけることはできているでしょうか?
以前のご利用者さんから「ひとりで悩まないことが大事」だと手記を寄せていただいています。下記をご覧ください。

普通科全日制高校になじめず通信制高校に編入して卒業しました。駅や繁華街の雑踏が嫌だったり、人と接することが怖かったり、眠りのリズムも整わない日があります。外へ出るきっかけもありません。

興味のないことはできないし何がやれるのかもわからない。ただ家にいることになって、ますます外に出られなくなっておられますか?
何とかなりたいな、どうにかならないかな、という気持ちになれば方法はあります。時間をかけて多様な体験をしていきましょう。
下記の手記をご覧ください。

就職に不安を感じる方、意欲はあるのに一歩が踏み出せない方など、何らかの支援が必要な方をささえていただくサポート企業様を募っています。