くらサポからのお知らせ
くらしサポートセンター守口 糸かけ曼荼羅を体験
2015.06.22
くらサポ
くらしサポートセンター守口では就労準備支援事業の一環として糸かけ曼荼羅のコースが開催されました。
和気あいあい穏やかな雰囲気の中で作業が進められました。
糸かけ曼荼羅とは規則的に糸をかけていくことによって作る曼荼羅です。
シュタイナー教育では素数の勉強をするためにこの糸掛け曼荼羅を作成して素数を学ぶそうです。
糸かけ曼荼羅を、ただの糸かけ遊びと侮るなかれ。
それはひとつひとつの作業が自分自身を表現しているという想像を越えた深みのある世界なのです。
釘の打ち方 糸の色の選び方 糸のまわし方 糸が絡まったり切れたりするにも理由があり、なかなか意識できない自分の本当の心の内や現在の状況を表しているそうです。
そして何よりも、糸かけ曼荼羅は今の自分を変える魔法でもあるとのこと。
思い切って自分の好みでない色を使ってみるのも良し、変わりたい自分をイメージしてそれを意味する色の糸を使うのも良し。
どんな色であれ選んだものには今のすべての自分が込められ、次のステージへの道しるべとなります。
「作るのにすぐに飽きてしまうかも」と心配していた参加者の方もだんだんと糸かけ曼荼羅の世界に入り込み 美しい作品が出来上がりました。
講師による出来上がった作品の解説で、参加された皆さんの思いもかけない本音や隠された長所など次々と発見され、今後の皆さんの活動や夢が広がりそうで楽しみです。