よくあるご質問 Q&A
よくあるご質問 Q&A
2015.07.25
くらサポ
皆様からの質問が多かった内容をまとめました。
「くらしサポートセンター守口」はどこが運営してるの?
守口市から「守口市生活困窮者自立支援事業」の委託を受け、「一般社団法人ヒューマンワークアソシエーション」が運営しています。
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「守口市生活困窮者自立支援事業」って何?
平成27年4月、全国の市町村で「生活困窮者自立支援制度」が始まりました。働きたくても仕事がみつからない、家族の介護、子育てのために仕事ができない、病気や障がいにより生活が困窮している、社会から孤立しており社会に出るのが怖い等......。困りごとについて相談に応じ、安定した暮らしに向けて仕事や住まいなどさまざまな面で支援するものです。
※生活保護を受給している方は対象になりません。ケースワーカーにご相談ください。
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誰でも相談できるの?
守口市にお住まいで、仕事や生活など、さまざまな困難がある人を対象にしています。求職活動、住まい、家計など仕事や生活に悩みを抱える人は、まずは「くらしサポートセンター守口」に、ご相談ください。
家族や周囲の人からの相談も受けます。
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利用するのに料金はかかるの?
料金は無料です。個人情報についても厳重に管理しています。
まずはお困りごとをお聞かせください。
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相談したい時はどうすればいい?
窓口に来ていただくか、お電話でご連絡ください。
来所が難しい場合、必要であれば相談員が訪問します。
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どのような支援が受けられますか?
専門の支援員が、関係機関や専門家と連携しながら、一人ひとりの状況に応じて適切な支援プランを作り、寄り添いながら支援をおこないます。
例えば
住まい・食べ物に関する支援をします。
離職により「住まいを失った方」「失う恐れがある方」を対象に家賃相当額を給付します(住居確保給付金)。
生活の土台となる住居を整えた上で、就職を支援します。
※給付にはいくつかの要件があります。
生活が困窮しており、2~3日の食べ物に困っている方に対して、ふーどばんくOSAKAによる「食べ物の支援」や大阪府社会福祉協議会による「生活困窮者レスキュー事業(要件・面談あり)」にお繋ぎします。
就労に向け自立のための支援をします。
「社会に出ることに不安がある」「就職しても長続きしない」「他人とのコミュニケーションが苦手で働けない」などすぐに職に就くことが難しい方を対象に、作業訓練・パソコン訓練、コミュニケーション訓練、職場体験等のプログラムを作成し、就労に向けたサポートやインターシップをおこないます(就労準備支援事業)。
就職先の紹介をハローワーク等と連携して実施をします。
本事業はハローワークと密に連携しており、ハローワーク専門担当者とマンツーマンで予約相談をすることができます。自分に合った仕事の紹介につなげます。
求人情報提供や、独自求人の紹介もおこないます。
必要に応じて求人開拓もおこないます。
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{ 相談事例 }
【 事例1 】Aさん
[ 状況 ]
近所の方から当センターのチラシをもらい来訪。
会社が突然倒産。寮を追い出されたため、現在住居がない状態。雇用保険は加入期間が不足して失業給付はなかった。給与の未払い金があるが、所持金はほとんど無く困り切っている状態。
Aさんとの意見交換、ヒアリング(支援プラン作成)
・ホームレス状態で緊急性が高いと判断し、生活保護の受給を提案。
同意されたため、守口市の生活福祉課へ同行し生活保護を申請。
・未払い金については、未払賃金の立替払制度を案内し、手続きの助言をおこなう。
[ 結果 ]
申請した日にシェルターに入ることが決定。生活保護の決定はしばらく時間がかかるがそれまでの間、食事や住居は保障される。生活保護が決定した時点で当センターの支援から離れることにはなるが、健康で働きたいという強い意欲もあるため、食住の不安が消えれば安心して就職活動が開始できる。
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【 事例2 】Bさん
[ 状況 ]
市役所から案内され来訪
1年前に離職。雇用保険の受給も終わってしまった。就職活動をしているが仕事が決まらず、まったくの無収入。
現在一人暮らしで貯金を切り崩して生活しているが、その貯金も底をついてきた。不安でどうしてよいかわからい。
Bさんとの意見交換、ヒアリング(支援プラン作成)
住宅確保給付金の支給要件を満たしていたため、即申請手続きを始める。また生活費も底をついていたため、合わせて、ふーどばんくの「食べ物の支援」および社会福祉協議会の「貸付制度」も申請。
安定雇用をめざしたプログラムを作成し、就労支援を開始する。
[ 結果 ]
住宅確保給付金の受給と生活支援費の貸付が決定し、就職活動に専念できる状態がつくれた。
当センターの就労支援で、今までの仕事の棚卸や生活のリズム、家計の見直しなど、担当スタッフが丁寧にサポートしていく中で、具体的な求職活動の方向性、自分にとって大切にしていきたい価値観や人生の目標がはっきりしてきたとのこと。