平成27年度4月より施行された
生活困窮者自立支援法にもとづいて、
守口市役所より
一般社団法人ヒューマンワークアソシエーションが
委託を受けておこなっている事業です。

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INFORMATION

不登校・引きこもり専門相談

2018年10月5日 家族会特別例会案内

2018.10.15

くらサポ

MC:今日は、守口市の「ひきこもり・不登校など子どものことを心配する家族の会」が10月5日に開催される「特別例会」についてお話しいただくために、くらしサポートセンター守口の真野裕子さんにおいでいただいています。

真野:はい、こんにちは、くらサポの真野といいます。

MC:あらあら、くらしサポートセンターと言わず、くらサポさんでいいんですね?!

真野:はい、愛称というか略称というか通称というか、「くらサポ」で売っていきたいと思っていまして、連呼などしていただけるとありがたいですが...。

MC:おやおや、ではでは、本日のゲストはくらしサポートセンター略してくらサポの真野さんをお迎えしています。

真野:いやぁ、ありがとうございます。どうぞ、よろしくお願いします。

MC:さて、では本日も「ひきこもり・不登校など子どものことを心配する家族の会」からのイベントをご案内いただきます。

真野:はい、FMはなこでもPRさせていただきまして、8月には「ひきこもり支援での医療連携を考える」講演会を開催しました。こちらにつきましては「くらサポニュース」でも紹介しておりますので「くらサポ」のホームページを見ていただくか、お問い合わせいただきましたらご案内いたします。

MC:先ほど私も「守口 くらサポ」と入力してパソコン検索をしてみましたら、ぐっと上位にヒットしましたね。

真野:はい、ありがとうございます。で今度、10月5日には京都市山科区に拠点のある「親子支援ネットワークあんだんて」の代表である福本早穂さんにおいでいただくんです。

MC:復唱します。「親子支援ネットワークあんだんて」の福本早穂さんですね。

真野:はい、「あんだんて」さんは「不登校をキーワードに子育てを考えるグループ」として9人のお母さんたちで2003年に結成されまして、のちには「不登校でも子は育つ」という本を出されたり、NHKの番組「あさいち」に福本さんが出演されたり、大変ご活躍です。家族会の方からお話しを聞きたいとリクエストがあって、今度実現します。

MC:2003年というと、もう15年になるんですね。

真野:はい、かつて学校へ行っていなかった子どもたちは、それぞれに、自分なりに自分らしい道を見つけて歩いておられるそうで、その物語もたいへん魅力的だと思うのですが、「あんだんて」さんの大きな特徴は、設立当初から「不登校」を「問題行動」とみなさなかったし、支援するのに「学校復帰だけ」を目指していなかったということなんです。

MC:不登校は問題行動ではないですよ、と早くからおっしゃっていたグループなんですね。

真野:はい、文部科学省が「不登校は問題行動ではないです、学校復帰が目標じゃないです」と言ってくれたのは最近なんです。今までも、今でも、学校に行ってほしいという気持ちが離れずに家族も本人も苦しい思いをしていたり、不安を抱えておられたりしますし、学校以外の場所で子どもの成長を見守っている方もおられるんです。子どもたちが自分らしく生きていける、というか、自立していくために力をつけていくことを、どこでどんなふうにしていくのか、「あんだんて」さんの豊富な経験をうかがいながら考えていきたいなーと思っています。

MC:なるほど、ひきこもりや不登校のご本人も親御さんも、それぞれ、いろいろ。

真野:はい、だから家族会というのは、一斉に、「私たちはこうせねばならない」「こうあるべきだ」というような、何か結論に向かって議論していくようなところではないんです。

MC:確か、傾聴しあっているんですよー、話し合っているというより聴きあっているんですよー、と前回おっしゃっていましたね。

真野:はい、覚えていてくださって、すごく嬉しいです。まさにその通りで、今回は講師の方も講演するというよりインタビューに応えるようなスタイルをお望みなので、いつもの車座の例会の真ん中にゲストが座っているようなイメージで、質問もいっぱいできるようにしようと思っています。

MC:今度の例会のテーマはどんなですか?

真野:「あんだんて」の方々は、はじめは不登校の子どもの家族だったのが今は支援者になっておられて、家族と支援者の両方を経験しているその立場で、家族に伝えたいことを中心にしたいと思っています。

MC:家族の気持ちがわかり、支援者として必要なことを身につけておられる...

真野:そうですね、代表の福本さんは臨床心理士となってカウンセリングルームを開設しておられますし、学校や地方自治体で多数の講演活動もされています。

MC:ご自分のカウンセリングルームをお持ちなんですね。

真野:はい、ひらがなで「こころのそえぎ」と検索してもらうとヒットします。ブログもあるので、福本さんがどんな感じの方かつかめると思います。

MC:ひらがなで「こころのそえぎ」ですね。

真野:はい、私は福本さんのブログが好きなんです。先日あがっていたのは不登校になってから散髪に行かなくなった男子の気持ちや親の気持ちを紐解くもので、日常の生活のちょっとした場面から「不登校」というものの理解が深まるように思います。

MC:そうですか、不登校になると散髪に行かないお子さんがいらっしゃるんですね?

真野:はい、多いようです。でも、不登校の回復段階を知っていると少し余裕を持って子どもをみることができますよ、という記事もあって、とても共感しています。

MC:不登校の回復段階ですか?

真野:はい、長く支援に携わって経験豊富な支援者は、言葉は違っても同じような意味のことをおっしゃるんです。通常例会でオブザーバー参加をいただいている教育相談おおさかというNPOさんは「立ち上がりの状態に応じた援助が必要」というお立場ですし、前回のクラウドナインの小林さんも「支援の流れや段階」を意識されています。

MC:それで福本さんは「不登校の回復段階」を知りましょう、と...

真野:はい、10月5日には詳しくお聞かせいただこうと思っています。

MC:なるほど、では最後にメッセージをどうぞ

真野:はい、ひきこもりや不登校の子どもを心配する家族で、本人にどう接したらいいか迷ったり、悩んだりしない方はいないんです。家族がひきこもりや不登校をどうとらえていて、本人にどんなまなざしを向けているか、どんな声掛けをするか、あるいはしないか、ということが本人に与える影響もまたありまして、両親や祖父母の考えが異なって態度がちぐはぐだったりすると、本人は混乱を深めることもあるようです。家族は、当事者本人が快復するための最大の資源になれるけれども、本人を苦しめる適切でない接し方になってしまうこともあるのが実際です。私たちは家族の方が自分の不安や焦りを抱えたまま四方八方に気をつかって疲れ果ててしまわれることを心配しています。例会は毎月第1金曜日午後2時からです。いろいろな経験を聞いて伝えて考える場として参加いただければと思います。

MC:はい、では10月5日金曜日、午後2時から守口市役所地下1階の中部エリアコミュニティセンター会議室1で開催される「当事者家族の立場から支援者になって~家族に伝えたいこと」と題する特別例会。

参加ご希望の方はフリーダイヤル0800-200-8011にお申込ください。

真野:定員30人程度のこじんまりとした会です。定員に満たない場合は申込が無くても入場いただけますが、フリーダイヤルでお申込みいただくと確実です。家族の方、当事者の方、支援者の方のご来場をお待ちしています。本日はありがとうございました。

テーマ

ひきこもり・不登校など子どものことを心配する家族の会

日程

2018年10月5日

時間

午後2時から

講師

ゲスト:親子支援ネットワークあんだんて代表・福本早穂さん

会場

守口市役所 地下1階
中部エリアコミュニティセンター会議室1

お問合せ先

参加ご希望の方は
フリーダイヤル 0800-200-8011 にお申込ください。

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