平成27年度4月より施行された
生活困窮者自立支援法にもとづいて、
守口市役所より
一般社団法人ヒューマンワークアソシエーションが
委託を受けておこなっている事業です。
取組支援活動
「くらしサポートセンター守口」では ふーどばんくOSAKAと契約を結び、守口市内の生活困窮者のために、お米やカップ麺、缶詰などの食料品を備蓄しております。このように、「くらしサポートセンター守口」はフードバンクOSAKAの守口拠点(サテライト)になっています。
ふーどばんくとは、「食材銀行」ともいわれ、賞味期限内に食べられるにも関わらず、規格外や印字ミスなどの理由で、流通できない商品、余剰在庫品、家庭に眠る食品など企業や個人から食品の寄付を受け、必要とする施設や団体、個人に無償で提供する活動のことをいいます。
皆様からふーどばんくOSAKAへ集められた食品は、主に生活困窮者の緊急支援として、くらしサポートセンター守口を通じ、高齢者の方、DVから逃れた方、ひとり親家庭の方とその子ども達、求職中の方、またこども食堂などへの支援に活用させていただいております。
くらしサポートセンター守口では生活困窮世帯への食料・生活必需品の無償提供などの緊急支援を通じ困窮に陥った原因や課題を支援員と2人3脚で考え、生活・就労支援等の継続支援を行っています。
守口市役所、ハローワーク、社会福祉協議会、地域包括支援センター、弁護士等の関係機関と連携して課題解決に向け支援を進めています。
生活困窮者自立支援法の実施により、見えなかった貧困(制度の狭間にある生活困窮世帯)が浮彫になり、以下の問題が多くみうけられています。
制度の狭間にあり利用できる制度がない。
収入がなく食べるものが無い。
一人で子育てをしており悩みを話せる居場所、相談できる専門家がいない。
生活に困窮しているうえ、
子どもがニート、ひきこもりなどで困っている。
心に不安を感じている方が多く安定した就労に就けない
DV、虐待に
安心した生活が送れていない
児童養護施設退所者、刑余者などの生活、就労支援が地域内にない。
これらの問題が自立するための弊害になっています。そのため、貧困に陥っている子育て世代への食品の緊急支援、こどもやその親の居場所(こども食堂、学習支援、キャリア支援、や保護者の生活・就労支援・子育て相談支援など課題解決するための相談や情報提供をおこないます。
食品の緊急支援や
生活・就労支援・子育てなど
また行政・民間・市民団体と連携して食の提供を通じたアウトリーチを行い、地域・関係機関が連携した発見・誘導体制、 発見・誘導から相談につなげる仕組みを確立し、生活・就労支援等の継続支援に繋げていきます。
行政・民間・市民団体と連携し
相談につなげる仕組みを確立
今後はくらしサポートセンター守口の独自の支援ネットワークを構築し、社会的に孤立している方々を地域で支える「地域づくり」のきっかけを作っていきたいと考えています。
社会的に孤立している方々を
地域で支える「地域づくり」